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ウレタン塗膜防水とは

ウレタン塗膜防水はウレタン樹脂を塗ることによって膜を作り防水層を形成する防水工法です。
ウレタン塗膜防水材はその塗り厚で品質が決まります。通常の工法で2ミリ、国土交通省の仕様ですと3ミリの厚さを確保しなくてはなりません。塗る材料の品質確保はこの厚みをしっかり出せるかが肝心です。
言いかえれば、薄く塗ろうと思えばいくらでもできてしまう材料なのです。
弊社では櫛状の特殊工具を使用することにより、規定の厚みを確保するようにしています。
ウレタン樹脂は基本的には主剤と硬化剤を現場にて撹拌し施工する2液型の材料ですが、近年撹拌の必要のない1液型の材料が多く出てきました。1液型のメリットは撹拌ミスによる硬化不良が起きません。また、空缶などの廃棄物が少なく済みます。
ウレタン塗膜防水は新築物件では庇やパラペットに使用することが多く、屋上やバルコニーなどの大面積には改修工事での施工が主となります。
弊社ではディックプルーフィング株式会社のDPワンガードゼロを使用します。
ワンガードゼロには労働安全衛生法特定化学物質障害予防規則(特化則)の対象物質であるTDI(トリレンジイソシアネート)、MOCAまたはMBOCA(3.3’-ジクロロ-4.4-ジアミノジフェニルメタン)を一切含んでいません。またTXフリー(有機溶剤を一切含んでいません)、シックハウス症候群を引き起こすとされる14の有害物質も一切含んでいません。
他メーカーでは未だにそれらを含んだ製品があります。
また、DPワンガードには「DPワンガードST」という廉価製品がありますが、弊社では上位版の「DPワンガードゼロ」を使用しています。
http://www.dpcdpc.com/ ディックプルーフィング株式会社
http://www.dpia.ne.jp/ディックプルーフィング工業会
http://www.dpcdpc.com/images/method/zero/pamphlet01.pdf DPワンガードゼロカタログ

ウレタン塗膜防水通気緩衝工法

既存防水層:塩ビシート防水

既存防水層撤去

通気緩衝シート貼付け

ウレタン塗膜防水材塗布1回目

ウレタン塗膜防水材塗布2回目

保護塗料塗布

施工完了

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